2003年度 千里シリーズの結果

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シリーズ前の下馬評

 圧倒的な戦果で千里シリーズ出場を決めた不沈艦・松本誠に対し、シーズン中ではみられなかった好調なスコアで予選シリーズを勝ち上がってきた軍曹・松本昌の対決。体調はともに絶好調だ。初のハンデ導入となった今シリーズ、ハンデ差54が心理的にどう作用するか。

結果

 第1ゲーム、着実にノーミスで加点する不沈艦。対する軍曹はオープンが目立つ。しかしそれでもハンデ差54は思いの外大きく、7フレでようやくハンデ込みで軍曹に並んだ不沈艦だったが8フレでオープン。逆に軍曹はストライク。このフレームの結果がそのまま第1試合の結果に反映された。
 4ピン差で第1ゲームを落とした不沈艦であったが、第2試合は前半をスペアでまとめ、後半はシーズン中を彷彿とさせる圧倒的なストライクラッシュ。スペアで対抗する軍曹を振り払い、対戦成績を五分に戻した。
 第1・2ゲームと尻上がりにコントロールが定まってきた軍曹は、第3ゲーム、スプリットカバーから始まりダブルを絡めて前半で100over、早々に第3ゲームの勝利宣言。対して不沈艦は第2ゲームでエネルギーを使い果たしたか、球筋が定まらず低調。
 第4ゲームでも軍曹の好調さは継続。前半にターキーを出し、100over。第3ゲームのリプレイをみるような展開となった。不沈艦は素点で負けないように追いすがるのが精一杯。結局第4ゲームも軍曹が取り、3勝1敗でシリーズに決着を付けた。松本昌士は初の千里シリーズ優勝。

千里シリーズ
松本誠司 松本昌士
第1戦 188(190)● ○192(140)
第2戦 221(223)○ ●195(143)
第3戦 119(121)● ○227(175)
第4戦 155(157)● ○202(150)

スコアシート

選手名
Gm 優P
入賞
得点
F F F F F F F F F 10 F  
松本誠司 1 0   190>>188 8 / *   9 / 9 / * * 7 / 8 - 9 / 8 / *
松本昌士 1 0   140>>192 6 2 9 / * 9 - * 8 1 7 1 * 6 3 * 9 /
松本誠司 2 0   223>>221 9 / s 8 / 7 / 9 / 9 / * 8 / * * * * *
松本昌士 2 0   154>>154 s7 2 *   3 1 9 / 7 / 9 / 8 / 9 / 7 1 * 7 1
松本誠司 3 0   121>>119 s8 1 * 8 1 9 / 8 / s6 - * 7 2 6 2 8 -  
松本昌士 3 0   175>>227 s8 / 8 / 7 / *   * 9 - * 9 / s8 - * s7 1
松本誠司 4 0   157>>155 s7 - *   7 - s7 2 9 / 9 - * 9 / 9 / 9 / 8
松本昌士
4 0   150>>202 9 - 5 / * * * 5 4 9 / 7 - 2 4 3 5